やってます?狂犬病ワクチン

最近、狂犬病のニュースをよく聞く。日本でも先月、フィリピンへ旅行中に噛まれた人が亡くなった。幸い、あんずは毎年きちんと接種してるんだけど、正直、日本では根絶(ちなみに、日本では1957年以後患者の発生は無し)したのに必要なの?なんて思ってた。だけど、狂犬病が発生してない国って、日本を含めてイギリス・アイルランド・アイスランド・ノルウェー・スウェーデン・台湾・ハワイ・グァム・フィジー・オーストラリア・ニュージーランド・プーケットだけなんだそうだ。少なっ!!恥ずかしながらオイラは初めて知ったんだけど、怖い話だよね~。

 

狂犬病のウイルスはラブドウイルスの一種だそうで、発病しちゃったら治療法はない。なんと、世界中で年間4万~6万人が亡くなってるんだそうだ。もし狂犬病のおそれのある動物にかまれたら、すぐに傷を石ケンと水でよく洗うこと。そして、即、大きな病院に駆け込んで噛まれたことを告げ「狂犬病ワクチン」を注射(これを暴露後接種っていうんだって)してもらおう。ウイルスの潜伏期間は普通20日~60日程度だそうだから、発病前ならなんとかなるんだね。

 

それから、狂犬病っていう名前だからって、何もワンコだけが感染源っていうわけじゃないらしい。ネコだってそうだし、アメリカだとアライグマとかスカンク、コウモリ、ヨーロッパだとキツネ、アフリカではジャッカルやマングースからも発病することで有名だそうだ。う~ん、ますますブルブル・・・。発病者がいないことが逆に災いしてか、日本では年々、ワクチン接種数が減ってるんだそうだ。飼い主の責任としはもちろん、大切な家族であるワンコのためにも、狂犬病ワクチンだけは絶対にやらないとね。心に強く思った秋蔵でありました。