「睡眠時無呼吸症」~治療開始へ

重度の無呼吸症と診断された人たちは鼻から強制的に空気を送るC-PAPを実際に装着して、どれくらいの圧力で空気を送ったらいいかを調べるってわけだ。「タイトレーション検査」っていうんだって。看護士さんたちは各種センサーのモニターを見ながら、徹夜で空気圧を変えていく。(やさしく説明していただいた看護士さん、写真撮影を許可していただいた院長先生、お世話になりました)

 

鼻につけてる透明なマスクは3種類。形やフィット感が少し違うけど、構造は同じ。事前に自分に合った大きさのものを選んでおく。で、とりあえず空気を送ってもらって10分くらい練習。送られてくる空気は結構強くて、鼻で息を吐き出すのが辛い。“後で様子を見にきますね~”という看護士さんに答えようとしたら、“ふぁ~い”。・・・しゃべれない。そうか、口を開けると空気がもれるもんね。2~3分は息を吐くのに苦労しつつ、ゆっくり呼吸すると慣れてきた。

 

てな感じで練習も済んで、夜の9時頃には消灯。効いてくれよ~と願いつつ、眠りに(何しろいつも眠いから、すぐ寝ちゃう)つく。シュコ~ッ、シュコ~ッ。ダースベーダーみたいだなぁ。でも、空気を送る装置の音はほとんど気にならない(掃除機くらいを想像してたんだけど)くらいの高さ。そのうち、送られてくる空気がひんやりしてて気持ちよくなってきた。ムニャムニャ・・・。

 

途中、頭に汗をかいてアイスノンをするため(汗をかくとセンサーがきれいな波形を出せなくなるらしい)に起こしてもらってからは、ウトウトしてるうちに朝になっちゃったんだけど、正味3時間くらいは気持ちよく眠れた気がする。約1週間後、いよいよ装置をもらいに行くことになる。同じ悩みを抱えているたくさんの友人のためにも、引き続きレポートしたいと思う。